沿革
歴代経営者
初代 | 福井 伊助 (1818~1900) 文政元年に福井県大野市に生まれ、天保11(1840)年上京、日本橋に居を構え、指物師を業とした。 |
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二代 | 福井 亀吉 (1843~1910) 明治5(1872)年に神田宮本町にて、荷車荷馬車の製造を業とする福井製車場を開業した。 |
三代 | 福井 久吉 (1874~1959) 神田宮本町より明神坂下の現在地に移り、今日の基礎を固める。 |
四代 | 福井 豊次郎 (1901~1953) 昭和6(1931)年に自転車販売修理業も兼業する。 |
五代 | 福井 忠雄 (1930~2017) 昭和28(1953)年、父の死後社長に就任。 以後、自転車修理・販売業からバイクの修理・販売業を経て現在の業務形態を築き、各種許認可の取得及び自社ビルの建設等、事業の拡大に尽くした。 同時に業界団体の活動にも尽力し、東京都自動車整備振興会の第6代会長も務めた。 ・平成5(1993)年 運輸大臣表彰 受賞 ・平成9(1997)年 藍綬褒章 受章 |
六代 | 監物孝司 (1938~) 平成元年 会社創立40周年を機に社長に就任。 5代福井忠雄の弟にして父(豊次郎)の死後少年期より兄弟で会社を支え続けた。 カーリース事業の拡大に尽くし、バブル経済崩壊後も確固たる経営基盤を守り続けた。 トップセールスマンとしても稀有な才能を発揮し、各方面からも信頼が厚く、『常にお客様の立場に立って考える』という社の基本理念の礎である。 |
上記の通り、当社は天保11(1840)年から170年以上も江戸の職人として、地域の顧客に親しまれ営業を続けて参りました。その間、安政の大地震、関東大震災、戦災と三度罹災しながらも今日まで、御陰様で全うな商売をさせて頂いております。小規模零細企業では有りますが、さまざまな栄誉を受けております。
会社沿革
- 昭和24年1月
- 個人営業の福井製作所を「株式会社 福井製作所」とする。
- 昭和28年8月
- 福井忠雄が父死亡の後を受け社長に就任。「株式会社 福井サイクル」と社名を変更し、荷車製造を廃業して自転車、オートバイの販売・修理業とした。
- 昭和34年9月
- 東京陸運局長より、小型自動車分解整備事業の認証を受ける。
- 昭和38年5月
- 5月17日に社名を、「福井自動車 株式会社」と変更する。
- 昭和39年5月
- 工場を増築、普通自動車分解整備工場の追加認証を受ける。
- 昭和48年5月
- 新社屋及び工場の落成、立体駐車場(30台収容)を含む貸ビル業も始める。
- 昭和49年3月
- 東京陸運局長より、指定自動車整備事業の指定を受け、民間車検工場となる。
- 昭和57年10月
- 東京陸運局長より優秀工場として表彰を受ける。
- 平成1年3月
- 監物孝司、代表取締役社長に就任。福井忠雄、代表取締役会長となる。
- 平成17年6月
- 福井忠雄、取締役相談役となる。
福井久仁子・土田千恵、取締役に就任。
- 平成26年3月
- 土田千恵、代表取締役に就任。
監物孝司、取締役会長に就任。
- 平成27年7月
- ニコニコレンタカー外神田店としてレンタカー事業を始める。
- 令和2年7月
- 特定整備(電子制御装置整備)の追加認証を受ける。
主な表彰等
- 昭和43年11月
- 東京都知事より、東京百年記念東京都商店コンクールに当たり顕彰を受ける。
- 昭和53年3月
- 東京商工会議所より、会議所開設百年に当たり顕彰状と盾を受ける。
- 平成5年10月
- 福井忠雄、運輸大臣表彰を受ける。
- 平成9年11月
- 福井忠雄、藍綬褒章を受ける。